ハイパワーマロッシ68ccフルポートシリンダー

maro68

ハイパワーマロッシ68ccフルポートシリンダー

マロッシシリンダーベースのフルポート加工済みレーシングシリンダーです。

掃気ポート加工をするショップは少ないと思います。また、通常焼きが入ったシリンダーは加工してくれません。
ですが、我々はこだわりのジャイロライフをお楽しみいただきたいがために、研究を重ね掃気ポートまで手を入れます。

新ポートは、今までよりさらにトルクを発生させ、燃焼効率を上げています。
ぜひ体感してください。

新品シリンダーの内部に残るゆがみを排除し新たに機械加工を施し吸気ポートの噴出し角度を変更しトルクと伸びを両立した排気ポートに拡大し均一なピストンクリアランスのためにドライフィルム3500を塗膜硬化させました。
2ストマニア用のハイグレードタイプです。
fullpo-03
ハイパーリバイブ、WJチャンバーと組み合わせてご使用ください。
他のマフラーでは能力を発揮できません。
パワーが出るので通常の安価なオイルでは焼付きを起こします。
 最低でも混合用のレーシングオイルをご使用ください。
シンコーメタルオリジナルブレンドオイルはオイルポンプでも使用可能です。
 
fullpo-02こちらの製品は、自己責任においてお取付けください。
また、長文ではございますが、トラブル防止のため最後までお読みになり、お買い求めいただきますようよろしくお願いいたします。

本製品は実績のあるマロッシシリンダーをベースにスペシャル加工を施した、レーシングシリンダーとなります。
我々はシリンダーの素材、鋳鉄の特性から見直しました。
新品シリンダーは熱を加えるとどうしても歪がでます。(残留応fullpo-04力)
古いシリンダーがハイパワーに耐えられるのは残留応力が抜け熱による歪みが出ないためです。
どんなに優れたポート形状でも熱により歪んでしまってはトラブルになります。
新品シリンダーから15時間以上かけて熱処理を行い残留応力を抜いてからすべての加工は始まります。
熱処理により鋳鉄は落ち着きますが、それによりシリンダーの機械加工面は多少歪みます。
fullpo-01そのままでは使えないので、歪みの抜けたシリンダーを機械加工することによってハイパワーでも歪まない強いシリンダーを作り出しています。
どんなに精密に機械加工しても 均一なピストンクリアランスは得られません。
狭いピストンクリアランスからナラシして 当たりの強いところを削り何千キロも走っても、均一なクリアランスを作り出すのは容易ではありません。
最近では高性能エンジンのピストンに純正採用されているモリブデンコーティングがありますがそのなかでも一番高耐久のモリブデン、PTFEを配合したドライコート3500を採用しピストンだけではなくシリンダーにも表面処理しています。
それによりお互いが擦れあい、機械加工では出来ないレベルの均一なピストンクリアランスを作り出すことが出来るのです。
ピストンクリアランスはハイパワーに標準を合わせ広めにしています。
そうするとピストンのノック音が大きくなりますが均一なクリアランスのため ノック音を減少させることが出来ます。
ポート加工は吸気ポートの噴出し角度にまで 手を入れてあります。
マロッシはもともとポートタイミングは適正なのでバランスを崩すことなく 混合気が排気ポートから流れ出ないよう深い角度で噴出すように変更しました。
これにより燃料を無駄にすることなく効率よくエネルギーを引き出せるようになりました。
排気ポートは出来る限りトルクとオーバーレブの伸びを重視。
相反する要素に感じるかもしれませんがピークパワー重視はトルクの谷があり、伸びは望めないのです。
単に数値だけのパワーではなく 実際に速いエンジン特性になっています。
これらは1/1000単位のこだわりなので普通に走るだけなら 必要ありません。
ジャイロであっても、本物の技術で作られた物がほしいという人達に手にとってもらいたい製品です。

ナラシの仕方
ドライフィルムコートは組んですぐは高圧縮ですが、馴染むことにより圧縮が低下します。
ナラシ後、2次圧縮の再調整が必要になります。ナラシ初期はクリアランスが極狭のため、低圧縮から始めてすぐには走らずアイドリングで1時間以上回してください。
アイドリングの時、プラグの熱価は#6などにしておくとかぶりにくくなります。
その後も初めのうちは丁重なナラシ走行をしてください。
300kmほど走行後にコーティングがきれいに剥がれていたらナラシ終了です。
(歪み具合により剥がれずに残る場所があります)